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五月にやったイベントに来てくれた人の記事が面白かったので抜粋。。。
和楽器、舞。Loopとダンス、集団即興とダンス、和太鼓とダンス、声明とリズム隊、トランペットとダンス。廻りでドローイングする人、その様全般をカメラに撮る人。一日で、これだけバラエティに富んで楽しめる企画もあまりないと思う。主催の方に挨拶しつつ、出演者の人、何人かに挨拶した。
大変、面白く、最後のドローイングが印象的でした。
観ていて常に思うのは、私だったらどう音を発するか、と考えてしまう。
興味深いのは、やはり、先週のお坊さんの読経と演奏みたいで、今回はチベットの声明を低い音でずーっと鳴っていたのが印象的で、そこに多弦ベース、ドラム、トランペットがからむ最後のステージが興味深い。
和太鼓の人、ダンスの人も交じって最後は集団即興。
で、面白いと思いながら、気にしてみてしまうのは、もっとも、そこが、あるからこそ面白いのかもしれないけど、出演者の「リズムがずれる」ということ。各々が各々のリズムで行っている。ポリリズムとはちょっと違う。
便利なことばで「のり」が一番近いのかもしれない。「のり」が出演者全員違うので、そこに「ん?」っと気にしてしまう瞬間がある。
もし、MIDIのプログラムをやっている人がみていれば「デュレーションが違う」、とか、「クオンタイズマップが出演者の数だけ発生している」という状況。それは、ダンスも含めてのことなんだけど。
違うジャンルの人が「同時にやる」ことに対して違和感を覚えているということではなくて「皆で何かやる!」ということは、一つにまとまっていくプロセスを「魅せる」(見せる)ことだと思うのだが、そこに結束>集約されていくのではなく、各々同時に力強く存在しているという状況に対して「ん?」と違和感を感じてしまったということだと思う。
そこは、なんだろう。
お互い聴いているのか、聴き合っているのか、ダンスや、舞と感じ合っているのか?ということ。
もっと、お互い感じ合えれば、また違った展開もあったのではないかなぁ。
そう、漠然と感じた。
こういう集団即興でおきる問題の解決策は、やはり最低限の決まり事を作らないと、表現としての「場」として成立しにくいのかもしれない。
即興ってソロも多いのは、こういう問題の回避もあるのかもしれない。
それでも、面白かったけれどもね。
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2003年よりソロを中心に舞踏や美術作品等のパフォーミングアート、多ジャンルのミュージシャンとのコラボレーションを主に活動。
2007年には自身の主催するイベント「ALCHEMIST」での活動も開始。2011年から団体名として、『Project AXiV(アクシヴ)-Alchemist eXtra in View-』に改名。
mail:sunholixx@hotmail.com